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3期目就任にあたって

更新日:2016年2月3日

私は変化と失敗を恐れず、挑戦を続けます

 きっかけは電車の中での、高校生同士の何気ない会話でした。住んでいる場所の話になりましたが、片方の男の子 がなかなか答えません。何度も尋ねられた男の子は、「・・・・大刀洗」と恥ずかしそうに答えました。聞いていて、大変悔しい想いをしたことを今でも覚えています。
 「私たちのふるさと大刀洗を、もっと誇れる町にしたい」これが私の原点であります。 2004年6月、私たちは単独の道を歩んでいくことを決めました。 少子高齢化、国の財政難、基幹産業の衰退や税収減など、今後自治体を取り巻く環境は一層厳しさを増し、大刀洗町においても、人口減少への対応、医療費の増加等、取り組むべき課題は山積しています。しかし、小さな町だからこそできる挑戦があります。
 2008年1月の就任以来、「自立のまちづくり」に向け、スピード感をもって数々の改革に取り組む一方で、子育て支援・教育環境の充実、地域コミュニティの活性化、町民の皆様の健康増進などに尽力してまいりました。この町が、20年後も30年後も、子どもたちが笑う豊かなふるさとであり続けるためにも、これまでの歩みをとめることなく、小さくとも存在感のある強い町に変化していく必要があります。私は変化と失敗を恐れず、挑戦し続け、町民の皆様に「大刀洗に住み続けたい、住んで良かった」と思っていただけるまちづくりを目指します。

安丸国勝署名画像

2019年への羅針盤

1  自立のまちづくり

●財政の健全化

 就任以来、職員数の適正化をはじめとする様々な改革に取り組んできた結果、財政状況は改善し、効率的で安定した財政運営が出来ていると考えております。しかしながら、依然として歳入の多くを地方交付税や補助金が占めている状況であり、引き続き、財政健全化に取り組み、スリムで筋肉質な財政構造を目指します。

●子育て支援と教育環境の充実

 子どもは地域の宝であり、将来の町の担い手でもあります。地域から元気な子どもの声が聞こえ、皆様に「大刀洗で子育てできてよかった、大刀洗で子育てしたい」と思っていただけるよう、子どもを安心して産み育てられる環境づくりなど、子育て支援の充実を図ります。また、子どもたちの将来の自立に向け、豊かな人間性と確かな学力をはぐくむ教育の充実や、学校・地域・家庭が一体となり子どもを育む体制づくりなどに取り組みます。

●男女共同参画社会の推進

 女性が元気なまちは町も元気です。女性の元気が町を元気にします。女性がその経験と能力をあらゆる場面で十分に発揮できるために、皆さんと一緒に考え、応援していきます。当たり前のように女性が輝き、活躍する社会を目指します。

●農業、商工業の振興

 本町の面積に占める田畑の割合は約6割(県内1位)。主力産業である農業が元気になれば、大刀洗町は元気になります。収益の高い農業にするためには、何が必要か、皆さんと一緒に考え、応援していきます。商工業については、町内企業の活性化や企業立地の支援に取り組みます。商品開発や産業の6次化など、農業・商工業の皆様の新たな挑戦を応援します。特産品や農産品のPRにも、力を入れていきます。

●地方創生の推進

 人口問題の克服はわが町にとっても喫緊の課題です。また、地域間競争の時代、創意工夫を凝らして、町の内外に向けて大刀洗の魅力をしっかりPRし、強いまち・選ばれるまちを目指していく必要があります。様々な人材を巻き込み、町の活性化を進めます。

●職員の頑張る仕組みの構築

 町が元気になるためには、役場職員も頑張る必要があります。経営感覚とスピード感をもち、できない理由ではなく、どうすればできるかを考える職員を育成します。また、職員一人ひとりが町の広報マンとして、しっかり町の魅力をPRできるよう育成します。

2  住み慣れた地域で、いつまでも健康に暮らせるように

●町民の皆様の健康増進    ~ 健康寿命の長寿化を ~

 自分の健康は自分自身で守るという意識が大切です。引き続き、各種健診の受診勧奨につとめ、生活習慣病の早期発見・早期治療につなげます。また、町民の皆様が無理なく自分にあった運動や生活習慣の改善に取り組み、その効果を実感できるよう、健康体操の充実、健康サイクルの確立などに取り組みます。

●地域包括ケア体制の構築

 現在の大刀洗町の高齢化率は25%、ひとり暮らしの高齢者は約350人であり、いずれも増加していくと見込まれています。多くの皆様が、人生の最後は住みなれたご自宅で迎えたいと思っているにもかかわらず、実際は大多数が病院のベッドの上で最期を迎えられます。たとえ介護が必要になっても、住み慣れた地域や家庭で、自分らしい暮らしを最後まで続けられるよう、みんなで支えあう仕組みを地域の中に作っていきます。

3  全ての人に居場所と出番を

●地域コミュニティの活性化

 住民力が、地域力。自らの地域は自らで守り育てていく必要があります。町民の皆様ひとりひとりが町のことについて考え、行動すれば、町は良くなります。
誰もが地域の一員として、誰かを必要とし、誰かに必要とされる。そんな「絆やつながり」がどんどん密になっていくような地域づくりのお手伝いがしたいと考えます。

●高齢者の皆様の生きがいづくり

 高齢者の皆様が住み慣れた地域で、いつまでも生きがいを持って生活できるよう、高齢者の皆様の生きがいづくりを応援します。健康増進の取組みとあいまって、誰もが健康で、いつまでも楽しく活躍できるまちを目指します。

お問い合わせ

総務課 総務係

電話:(0942)77-0171 ファックス:(0942)77-3063

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