大刀洗町ソーシャルメディア利用ガイドライン
更新日:2019年8月21日
制定の背景と目的
近年、フェイスブックやツイッター、LINE、インスタグラムといったソーシャルメディアの普及に伴い、ソーシャルメディアを利用する自治体が増加しています。
広報紙やホームページ等の広報媒体を補完するだけでなく、相乗効果を図る目的での活用や、観光・シティプロモーションを目的にした活用等、運用の幅も広がっています。
また、ソーシャルメディアをプライベートでも利用する職員が増加し、時間と場所を問わない気軽な情報発信が増えています。
一方で、ソーシャルメディアには、匿名性や一方的な記述が可能であるといった特性もあり、不正確な情報や不用意な記述が意図しない問題を引き起こし、社会に対して多大な影響を及ぼす恐れがある等、リスク対策をしっかり行う必要があります。
そのため、ソーシャルメディアを使いこなすには、利用者がソーシャルメディアの特性や自らに関わる社会的規範等を十分理解する必要があります。
このような状況を踏まえ、職員が業務又はプライベートでソーシャルメディアを利用する際の指針として、「大刀洗町ソーシャルメディア利用に関するガイドライン」を制定します。
ソーシャルメディアの定義
ソーシャルメディアとは、フェイスブックやツイッター等のように、インターネット上のサービスを利用して、利用者が情報発信し、あるいは相互に情報のやりとりができる情報伝達媒体のことをいいます。
業務としての使用に関する事項
(1)適用範囲
業務として広報広聴等を行うことを目的とし、大刀洗町の公式アカウントを取得し利用する部課等、あるいは業務としてその運用を委託された業者及び町所有施設の管理者等に対して適用されます。
(2)基本的なルール
1.運営主体・方針を明らかにする
公式アカウント作成時は、担当者と管理者・投稿者等を定め、事前にアカウントの目的等運営主体と目的を明らかにし、広報担当課の承認を受けるものとし、承認を受けた公式アカウントについては町のホームページに掲載します。
2.町公式アカウントであることを心がける
公式アカウントにおける情報発信では、大刀洗町職員であることの自覚と責任を持ち、社会的な常識やマナーをわきまえた言動を心がけてください。また、意図せずして自らが発信した情報により誤解を生じさせたり、他者を傷つけたりした場合には、その事実を率直に認めて早急に訂正する等、誠実に対応するとともに、正しく理解されるよう努めなければなりません。
3.寄せられたコメントへの対応
ソーシャルメディア上での議論を傾聴し、真摯に受け止めること。コメントへの対応には細心の注意を払ってください。専ら情報発信を行う場合は、プロフィール欄等にその旨を掲載してください。
4.法例・規則・守秘義務等の遵守
地方公務員法等関係法令及び職員の服務や情報の取扱いに関する規定を遵守してください。
また、個人が特定できる写真や映像、文書等を投稿する場合は事前に本人や所属団体、企業等に了解を得る等、基本的人権、肖像権、プライバシー権、著作権等に十分留意してください。
(3)禁止事項
1.町の公式見解でない情報及び秘密情報の発信
町の公式見解でないもの(意志形成過程にある政策等)は発信してはいけません。取扱いについては細心の注意を払い、勝手な言及や、憶測含みの発言は厳に慎んでください。噂や未発表の事柄について尋ねられた場合も同様とします。また、業務上知り得た個人情報や機密情報、大刀洗町のセキュリティを脅かす恐れのある情報等は、発信してはいけません。
2.誤解を招く発信
発信する情報は性格を期すとともに、その内容について誤解を招かないよう留意してください。
3.発信してはいけない情報
- 個人又は団体を中傷し、又は誹謗する情報
- 人種、思想、信条等を差別し、又は差別を助長させる情報
- 違法・不当な情報又は違法・不当な行為を煽る情報
- 政治活動・宗教活動を目的とした情報又は選挙活動を目的とした情報
- 職務の公正性又は中立性に疑義を生じさせるおそれのある情報
- 信憑性・信頼性のない情報、又は噂や風評等を助長させる情報
- 閲覧者に損害を与えようとしたり、わいせつな表現を含んでいる等、不適切な内容を掲載するサイトに関する情報
- その他公序良俗に反する情報
その他
このガイドラインに定めるもののほか、各ソーシャルメディアのアカウントの設置・運用に関することは別に定めます。
- お問い合わせ
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電話:(0942)77-0173 ファックス:(0942)77-3063