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マニフェストの進捗状況をお知らせします ~ 4年目

更新日:2024年2月28日

 町長に就任してから4年が経過しました。コロナ禍もあり、十分に取り組めていない施策もありますが、この間のマニフェストの進捗状況をお知らせします

 

財政の健全化と三本柱

 令和4年度決算では就任前の平成30年度決算に比して、地方債残高を13億円縮減する一方、基金を18億円積み増しています。また、財政の弾力性を示す経常収支比率は81.9と1.6ポイント向上し、県内トップクラスで推移しています。

 子育て支援と教育環境の充実では、大堰保育園の新園舎が竣工し、菊池校区におおぞら保育園が開園するなど、平成27年10月から続いてきた待機児童解消に目処が立ちました。また、保育料の引下げや保育園・小中学校の給食(副食)費の補助拡大のほか、子ども医療費助成の対象を高校生まで拡大と町独自の上乗せ助成を実施しています。
 また、小中学校では、1人1台のタブレット配布や電子黒板を活用したICT教育、各種学校支援員の増員や特別支援教育の充実、コミュニティスクールの推進などに取り組み、小中学生の学力も向上しています。

 町民の皆様の健康づくりでは、新たに各種データ分析を踏まえ、高齢者の保健事業と介護予防事業を一体的に実施するとともに、集団健診での若年者健診を開始しています。また、がん検診での胃内視鏡検診の導入や企業と連携した保育園での食育活動を開始したほか、運動公園と大刀洗公園のウォーキングコースを再整備しました。

 地域づくりでは、町内外の人が交流・対話を深める「つながりの学校PLAT」を開講するとともに、各校区にゴミの3Rとコミュニティの活性化を目指した資源回収ステーションを設置しました。

開園したおおぞら保育園

資源回収ステーション

保育園での食育活動

 

 

 

重要施策の着実な前進

 安全・安心の確保では、福岡県と協議を重ね、都市計画道路を見直し、大堰踏切交差点の交差点改良に着手しています。

 男女共同参画の推進では、役場の女性管理職が4割を超える(県内トップ)とともに、男女共同参画推進団体「もちのき会」を新たに立ち上げました。

 福祉の充実では、第2期地域福祉計画や第6期障害福祉計画(第2期障害児福祉計画)を策定するとともに、高齢者の補聴器の購入費助成や認知症予防音楽サロン事業、障がい児のデイサービスの整備に取り組んでいます。

 産業の振興では、担い手への農地集積やため池の浚渫、農業用機械・施設への町単独の補助拡大などに取り組むとともに、コロナ禍や近年の災害を踏まえ、プレミアムクーポン券の発行や各種物価高騰対策等を通じて、町内の農業者や事業者を支援しています。

 文化財の保護では、今村天主堂の耐震化や三原城の発掘調査等に取り組んでいます。

プレミアムクーポン券
今村天主堂

 

新たな挑戦

 防災力の強化では、鵜木川や防災重点ため池の浚渫、床島地区の内水排除に向けた排水ポンプの整備に着手しています。国・県事業では、筑後川の浚渫や有本橋、猪ノ本橋の架け替えのほか、流域治水の観点から大刀洗川、陣屋川で調節池の整備に取り組んでいます。また、消防団に内水排除用ポンプ等の資材を配備するともに、機能別消防団員の制度創設や防災士の育成支援、避難所機能を強化した中央公民館の大規模改修や防災備蓄倉庫を整備しています。さらに、ハザードマップの改定や防災ラジオの貸出拡大、屋外防災行政無線の整備、テレビのdボタンやLINEを活用するなど情報発信を強化しています。

 交通弱者対策では、甘木鉄道や西鉄路線バス北野線の維持確保対策に取り組むとともに、本郷駅と大堰駅の近くに送迎用の自動車待機場の整備や、移動スーパーへの支援、町内巡回バスの試行続く「ひばり号」の運行に取り組んでいます。

 地域で経済が循環する仕組みでは、コロナ禍を踏まえ、町民の皆さんの暮らしと町内の事業者を応援するため、プレミアムクーポン券を配布するとともに、商工会のプレミアム付商品券のプレミアム率及び発行額を拡大しました。また、町直営移動式市場「大刀洗マルシェかてて」を通じて、地産地消を推進しています。

 担い手の確保では、新規就農セミナーの開催や「地域計画」の策定の実施化に向けて取り組んでいます。

 空き家対策では、緊急的な危険回避に必要な最小限度の措置を可能とするよう条例を改正するとともに、危険な空き家の撤去を推進するため不良空家等除却の補助制度を創設したほか、空き家の利活用促進に取り組んでいます。

 この他にも、住民参画の推進に向け無作為抽出の委員による住民協議会(自分ごと化会議)を開催しています。また、役場窓口でのPay PayやLINE PAY等のキャッシュレス決済や押印見直しなど住民サービスの充実や、ふるさと納税など稼ぐ町政への挑戦、スカイラーク大堰駅前の竣工や結婚新生活支援事業など定住促進対策にも取り組むとともに、内閣府・福岡県・自治大学校への職員派遣や慶應義塾大学SFC研究所と連携した「大刀洗みらい研究所」の開設等、職員の人材育成と能力開発にも取り組んでいます。

防災士の集い
大規模改修した中央公民館
ひばり号
住民協議会「私たちが考える治水デザイン」
 

 

お問い合わせ

総務課 秘書係

電話:(0942)77-0171 ファックス:(0942)77-3063

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