ペットの飼い方
更新日:2007年12月10日
ペットの飼い方
飼い犬を登録して、年に1回狂犬病予防注射を受けましょう
狂犬病は、人、犬はもちろん、キツネ、アライグマなど、すべての哺乳動物が感染するウイルス性の感染症です。
人は、発症した動物にかまれ、唾液中のウイルスが傷口から体内に侵入することにより狂犬病に感染します。発症した動物に咬まれると、唾液を通じて高い確率で感染します。
咬傷等で体内に侵入したウイルスは、その侵入部位付近で増殖し、そこから神経組織に入った後、増殖を続けながら脳に達し、異常な興奮状態や痙攣などの症状を引き起こします。
ウイルスが体内に侵入してから発症するまでの間を潜伏期間といいますが、犬で平均1~2ヶ月、人で1~3ヶ月程度と言われています。 狂犬病を発症した場合は治療方法もなく、ほぼ100%死に至る恐ろしい感染症です。
ペットの飼い主はマナーを守り、まわりの人に迷惑をかけないよう心掛けましょう。
- 放し飼いは危険ですので、鎖などで必ずつなぎましょう。
- 散歩中のフンは飼い主が必ず責任をもって後始末しましょう。
- ムダ吠えを止めさせ近所の迷惑にならないようにしましょう。
- 飼育場所は清潔に保つようにしましょう。
- 引き受け先が無く不幸な子犬を産まれないために、不妊・去勢手術を受けましょう。
- 愛情を持って育て、最後まで面倒を見ましょう。
土佐犬等大型犬の飼い主の皆さんへ
福岡県内では、土佐犬に咬まれたことによると思われる死亡事故が発生しております。
犬等を管理する場合、福岡県動物の愛護及び管理に関する条例により、柵、檻その他の囲いの中で飼養し又は鎖等で固定的な物につないでおくこととされています。
また、家庭動物等の飼養及び保管に関する基準においては、飼養施設は動物が逃げ出さないように配慮した構造とし、施設の点検に努めることとされています。
このような痛ましい事故が再び起こらないよう、大型犬の適正な管理をお願いします。
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電話:(0942)77-2141 ファックス:(0942)77-3063