乳幼児がかかりやすい感染症について
「手足口病」
手のひら、足の裏、口の中に米粒ほどの水泡ができます。春から夏に多い夏風邪の一種です。水泡は、痛みやかゆみはありませんんが、口の中の水泡がつぶれると痛みます。熱は37~38度くらいで、2~3日で下がります。水泡も1週間くらいで消えます。
「ヘルパンギーナ」
夏に多い夏風邪の一種です。最初は38~39度くらいの熱が出て、のどが痛くなり、食欲がなくなります。のどの奥に小さな水泡ができて、痛くて食べ物を飲み込むことが辛くなります。熱は2~3日で下がり、のどの水泡も1週間ほどで治ります。
「とびひ」
あせもや虫さされなどの皮膚に細菌がついて繁殖し、化膿します。感染した部分の皮膚が赤くなり、真中に水泡ができます。かゆみが強く、かくと分泌液が出てきて、その手で他の部分の皮膚に触れると広がっていきます。治療方法はまず清潔にすることが一番です。
「溶連菌感染症」
発熱してのどが赤くなって痛み、扁桃腺が腫れて舌には赤いブツブツができます。体全体に赤い発疹が出ることもあります。きちんと治療すれば感染力も急速に消えます。
「ロタウイルスやノロウイルス」
ウイルス性の下痢症で、発熱、鼻水、咳など風邪の症状とともに、水のような便がなんども出ます。症状は4~5日で治りますが、脱水症に気をつけることが大切です。
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