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子宮頸がん予防ワクチンの接種について

更新日:2023年4月7日

子宮頸がん予防ワクチンの接種について

ウイルス感染で起こる子宮頸がん

  子宮頸がんのほとんどが、ヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルスの感染で生じます。
ヒトパピローマウイルス(HPV)は、性経験のある女性であれば50%以上が生涯で一度は感染するとされている一般的なウイルスです。日本では毎年、約1.1万人の女性が子宮頸がんになり、毎年約2,900人の女性が亡くなっています。特に、近年若い女性の子宮頸がんが増えています。
 HPV感染症を防ぐワクチン(HPVワクチン)は、小学校6年生~高校1年生相当の女子を対象に、定期接種が行われています。
 詳しい内容については、下記のリーフレットをご覧ください。

       添付資料概要版 HPVワクチンについて知ってください(厚生労働省リーフレット)

  添付資料詳細版 HPVワクチンについて知ってください(厚生労働省リーフレット)  

積極的勧奨の再開とキャッチアップ接種のスタート(令和4年4月1日から)

 平成25年4月に定期接種が始まった子宮頸がん予防ワクチン(ヒトパピローマウイルスワクチン)は、接種後の副反応の報告が多数みられたため、平成25年6月に国の勧告により積極的勧奨を行わないことになりました。その後、国において専門家による検討を重ねた結果、予防接種によるメリットが副反応を上回ると認められ、積極的勧奨が再開されることになりました。
 さらに、積極的勧奨の差し控えの期間に、接種機会を逃した方の接種機会を確保するため、キャッチアップ接種を行うことになりました。

 

定期予防接種について

対 象 者

 小学校6年生~高校1年生相当の年齢の女子(望ましい接種期間は、中学1年生相当の年齢の女子)
 なお、接種機会確保の観点から、キャッチアップ接種期間中(令和7年3月31日まで)に定期接種の対象から外れる世代についても、順次キャッチアップ接種の対象となります。  

キャッチアップ接種とは

 積極的勧奨の差し控えにより接種機会を逃した方に対して、接種機会を確保するために、不足している接種回数を定期接種として無料で接種できる制度です。

 対象者:平成9年4月2日~平成19年4月1日生まれの女子で、HPVワクチン接種を合計3回受けていない方
 実施期間:令和7年3月31日まで(※実施期間をすぎると有料となります。)

接種の方法

1.事前に、このホームページや厚生労働省のリーフレット等を確認し、ワクチンの有効性及び安全について十分ご理解いただいた上で、接   種についてご判断ください。

2.接種する医療機関を選び、予約をしてください。

3.接種当日、予診票に必要事項を記載してください。

 ★保護者同伴について
   【12歳の方】保護者同伴が必要です。
   【13歳~15歳の方】原則として保護者が同伴してください。HPVワクチンの接種については、保護者がHPVワクチンの説明書をよく
     読み、理解し、納得してお子様に予防接種を受けさせることを希望する場合には、予診票の接種の同意(保護者自署①)に加え、
     予診票下欄の保護者自署②、緊急時連絡先、住所を記入してください。
   【16歳以上の方】保護者の同伴は必要ありません。

 ★持参する物:母子手帳、本人確認書類、予診票
    ※予診票は、定期接種の案内通知に同封しております。
     不足する場合は健康課にて配布いたします。町内医療機関にも備え付けております。 

実施医療機関

 町内実施医療機関 ※町内の実施医療機関の他、福岡県の予防接種広域化制度に加入している医療機関(要予約)

医療機関名     住   所 電話番号
大刀洗診療所 大刀洗町大字高樋1252-1 77-0220
平和クリニック 大刀洗町大字高樋2499 77-1307
やなぎ医院 大刀洗町大字下高橋18 77-0858

ワクチンの種類 (令和5年4月1日より9価(シルガード)が追加)

 子宮頸がん予防ワクチンには、2価(サーバリックス)、4価(ガーダシル)、9価(シルガード)の3種類があり、接種するワクチンや年齢によって、接種のタイミングや回数が異なります。どのワクチンを使用するかは、接種する医療機関にご相談ください。

接種スケジュール

項  目 2価ワクチン
(サーバリックス)
4価ワクチン
(ガーダシル)
9価ワクチン
(シルガード)
接種回数 3  回 3  回 2回または3回
一般的な接種スケジュール

2回目:1回目から1か月後

3回目:1回目から6か月後

2回目:1回目から2か月後

3回目:1回目から6か月後

【2回接種の場合】

1回目の接種を15歳になるまでに受ける場合、2回目を6か月後(2回目の接種が5か月未満の場合、3回目を接種)

 

【3回接種の場合】

1回目の接種を15歳になってから受ける場合、2回目を2か月後、3回目を1回目接種から6か月後

 

定期接種期間中に接種できず、任意接種をした方へ ~償還払いのご案内~

 キャッチアップ接種対象となる方のうち、下記のすべてに該当する方については、接種費用の還付を行います。必要書類を揃えて健康課に提出してください。

対象者

 下記①~④のすべてに該当する方
  ①令和4年4月1日時点に大刀洗町町民である。
  ②16歳になる年度の末日までに、ヒトパピローマウイルス感染症予防接種において3回の接種を完了していない。
  ③17歳になる年度から令和3年度の末日までにヒトパピローマウイルス感染症予防接種を自己負担した。
  ④償還払いを受けようとする回数について、キャッチアップ接種を受けていない。

申請に必要な物(添付書類)

 ①領収書の原本
 ②申請者、被接種者の本人確認書類の写し
 ③接種記録が確認できる物の写し(母子健康手帳、予防接種済証又は予診票)
 ④振込先の通帳又はキャッシュカードの写し

申請期限

 令和7年3月31日

申請方法

 上記申請に必要なもの(添付書類)を準備し、大刀洗町健康課窓口にて申請書を提出してください。
 郵送での申請も可能です。

     添付資料申請書           

 

子宮頸がん検診について

 子宮頸がん予防ワクチンではすべてのヒトパピローマウイルス感染症を防ぐことはできません。子宮頸がんの早期発見・早期治療のためには、20歳を過ぎたら、2年に1回は子宮頸がん検診を受けましょう。
 大刀洗町では、子宮頸がんの集団検診と病院検診を実施しています。詳しくは、がん検診の項目でご確認ください。

 

お問い合わせ

健康課 健康支援係

電話:(0942)77-1377 ファックス:(0942)77-3063

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